【遊戯王】新規『代行者』について徹底解説!相性の良いカードも紹介!【ロスト・サンクチュアリ】

皆さん、こんにちは!

バーチャルデュエリストのしがとです。

皆さんは最近欲しがっていた汎用カードはありますか?

僕はニビルとロンギヌスと羽根帚と強欲で貪欲な壺が複数枚欲しかったんですが、まさかの全部がストラクに再録されて呆気にとられている今日この頃です。

それに加えてシルキィのようにめちゃくちゃ高かったカードまで再録され、話題が完全に再録に持っていかれちゃっている新規ストラクチャーデッキR、ロスト・サンクチュアリについて今回は解説していきます!

【かつての代行者】

ロスト・サンクチュアリは11年前に発売された代行者を軸にしたストラクのリメイク版となります。

神秘の代行者アースによるサーチ、創造の代行者ヴィーナスによる展開、マスター・ヒュペリオンによる破壊と、安定した戦いができる旧ロスト・サンクチュアリはストラク発売から一気に環境トップに躍り出ました。

ストラク3つで組める手軽さ、遊戯王ZEXALの小鳥ちゃん役である小松未可子さんの使用デッキであることなども話題になりました。

途中からはテックジーナスと手を組み、安くて強い「TG代行天使」は利用者も非常に多い人気デッキでした。

そこから10年とちょっと。

流石に現環境ではカードパワー不足でしたので、新規カードの登場で懐かしいこのデッキが強化されることになったのでした。

【新規カードの解説】

では早速新規カードを見ていきましょう!

《マジェスティ・ヒュペリオン》

このカードは代行者1枚を除外し手札・墓地から特殊召喚する効果、自分の天使族の戦闘ダメージを相手も受ける効果、墓地の天使を除外して相手の墓地のカードを除外できる効果を持っています。

召喚条件はマスター・ヒュペリオンと同じく非常に緩く、このカードは更に墓地から蘇生することも可能です。

フィールドに直接干渉する効果は持っていないため、このカードは墓地に送って特殊召喚から各種素材にするのが良いでしょう。

ただ、名称ターン1なので複数枚並べることが出来ない点は注意です。

自分の天使族の戦闘ダメージを相手も受ける効果は使う機会は少ないですが、終盤で墓地からこのカードを素材して下級モンスターで特攻してキルできる場面もあるため忘れないようにしたいところです。

墓地除外効果は起動効果であるため、使い勝手は少し悪いです。

このカード単体の性能はそこまで高くありませんが、1度墓地にさえ送ることができれば使える機会は多いため、1枚は採用したいカードです。

《命の代行者ネプチューン》

このカードは手札から捨てることで、手札・墓地の代行者を特殊召喚でき、天空の聖域があれば代わりにヒュペリオンを特殊召喚できるカードです。

各種ヒュペリオンのコストにできる蘇生カードといった形です。

また、除外された際に天空の聖域をサーチする効果も持っており、コストに最適です。

神秘の代行者アースに召喚権を使った後、創造の代行者ヴィーナスを出すのにも使えます。

1枚初動で動けない手札の時にも役立ってくれますので、何枚か採用しておくのが良いでしょう。

《冥府の執行者プルート》

このカードは代行者として扱う効果、墓地コスト付きの月の書、墓地から除外して天空の聖域をサーチ・回収する効果を持っています。

代行者は惑星をモチーフにしているのですが、冥王星は10数年前に惑星から外されて準惑星という扱いになってしまいました。

そのため、このカードもそれを再現しており、代行者名称を持っていないんですね。

ルール上は代行者として扱うので、カード的には問題ないため、冥王星について知ってる人がちょっとだけ嬉しい豆知識です。

効果はシンプルで便利です。

しかもこのカードはシンクロチューナーなのでハリファイバーが変身してきます。

チューナーとそれ以外のモンスター1枚で1妨害構えられるので、代行者以外のデッキでも採用可能です。

天空の聖域のサーチ・回収は代行者デッキなら無駄になることもないでしょう。

このカードは汎用シンクロモンスターとして様々なデッキで活用できる強力なカードです。

《マスターフレア・ヒュペリオン》

今回のデッキの切り札枠のカードです。

このカードは天空の聖域関連カードか代行者を墓地に送って効果をコピーする効果、相手のカード発動時に天使族をコストにフィールドのカードを除外できる効果を持っています。

コピー効果は手札・デッキ・エクストラデッキのカードをコストにできるため、代行者や天空の聖域関連ならほぼなんでもいきなり使うことができます。

優先してコピーしたいのは一気に展開できる創造の代行者ヴィーナスや、サーチ効果を持つ天空神騎士ロードパーシアスなどです。

特殊召喚が難しいものの全体破壊というロマンを持った大天使ゼラートを使っても面白いかもしれません。

除外効果は相手のカード発動時に使うため、除去手段というより牽制手段になるでしょう。

相手としては厄介な牽制なので、コストも緩く強力です。

レベル10だとヒュペリオンと神秘の代行者アースで出せるため、召喚も比較的簡単であり、新規代行者の切り札にふさわしいカードです。

《代行者の近衛ムーン》

このカードはリンク召喚時に天空の聖域関連カードを墓地に送るか、天空の聖域があれば神秘の代行者アースを手札に加えることができます。

更に自分フィールドの天使族をリリースし、相手フィールドのカードを1枚破壊できます。

墓地へ送るなら蘇生できるマジェスティ・ヒュペリオンがオススメです。

天空の聖域があれば、神秘の代行者アースから更にサーチを続けていくのが良いでしょう。

破壊効果は自身をリリースしても良いため、腐ることが少なく汎用性が高いです。

総じて効果は強力なのですが、このカードは「出しにくい」という難点があります。

このカードを出す際に召喚権を使ってしまうと神秘の代行者アースを通常召喚できません。

神秘の代行者アースが特殊召喚に対応しているなら他にも色々展開しやすかったのですが、それは登場当時の時代的には厳しいお話でした。

命の代行者ネプチューンで創造の代行者ヴィーナスを出し、神聖なる球体を特殊召喚してこのカードに繋げても良いのですが、マスターフレア・ヒュペリオンでヴィーナスをコピーしたいこともあり難しいところです。

《天空の歌声》

このカードは1000ライフ支払い、墓地から天使を回収、天空の聖域があれば更に除外からも天空の聖域関連カードを回収できます。

代行者ならすぐに墓地・除外のカードは増えていきますので、単純に1枚が2枚になる強力なカードです。

遊戯王で大したデメリットがなく1枚が2枚になるのは大体強力です。

《天空の聖水》

このカードは天空の聖域をデッキから発動するか、天空の聖域関連カードをサーチする効果、天空の聖域が存在するならその後に代行者とヒュペリオンの数×500回復する効果、天空の聖域関連モンスターが戦闘で破壊される際に代わりに墓地から除外できる効果を持っています。

前半のサーチ効果がメインで残りはおまけです。

万能サーチカードなのでガン積みしましょう。

《失われた聖域》

このカードは発動時に天空の聖域か天空の聖域関連カードをセットする効果、フィールド・墓地の自身を天空の聖域として扱う効果、墓地の天使を除外して相手モンスター1枚の効果を無効にする効果を持っています。

自身が天空の聖域になるため、神罰を持ってくる動きが非常に強力です。

効果自体は強力なものの、天空の聖域を安定して貼るのが難しく、活用の機会の少なかった神罰が大幅パワーアップしました。

天使族デッキなら代行者でなくとも出張できる性能です。

罠であるため、デッキから持ってきた神罰をすぐに使えないのが難点ですが、このカードは更にモンスター無効の1妨害も持っています。

ワンテンポ遅くなるかと思いきや、このカード自体が強力なので問題ありません。

しかも永続罠なので墓地コストさえあれば毎ターン無効効果を使えます。

代行者や天空の聖域関連だけでなく、天使族全体を大きく強化できる非常に強力なカードです。

【相性の良いカード】

ではここからは相性の良いカードを紹介しています。

ストラクに収録されているカードは元々相性の良いカードが多いので、それ以外での紹介となります!

《宣告者の神巫》

まず相性の良さナンバーワン、絶対に採用したいのがこのカードです。

漫画付録カードなので品切れしている可能性は高いですが、定期的に再販されるので何とかして入手したいカードになります。

このカードは召喚・特殊召喚時にデッキ・エクストラデッキから天使族を墓地に送り、そのモンスターのレベル分レベルを上げる効果、リリースされた場合にレベル2以下の天使を手札・デッキから特殊召喚する効果を持っています。

このどちらも非常に強力です。

この効果でまず墓地に送りたいのがトリアス・ヒエラルキアになります。

そしてリリース時の特殊召喚効果で呼びたいのがブーテンです。

それぞれ順に見ていきましょう。

《トリアス・ヒエラルキア》

このカードは自分・相手のメインフェイズ時に自分フィールドの天使族を3枚までリリースして手札・墓地から特殊召喚できるモンスターです。

リリースした数によって追加効果が発生します。

このカードの利点はなんといっても自分モンスターをリリースして墓地から蘇生できる効果です。

追加効果自体は悪くはありませんが、基本的には天使族を1枚リリースして自己蘇生できるカードとして使うことになります。

先程紹介したデクレアラー・ディバイナーと相性抜群で、その効果ですぐにこのカードを墓地に送り、自己蘇生しつつデクレアラー・ディバイナーのリクルートに繋げることができます。

そして、ここで特殊召喚したいのがブーテンです。

《ブーテン》

このカードは自分のメインフェイズ時に墓地から除外することで、レベル4以下の光属性天使族をチューナーにする効果を持っています。

デクレアラー・ディバイナーの効果で特殊召喚されたこのカードと、トリアス・ヒエラルキアでマスターフレア・ヒュペリオンを特殊召喚し、

マスターフレア・ヒュペリオンで創造の代行者ヴィーナスの効果をコピー、特殊召喚した神聖なる球体のうち1枚をチューナーにして更なる展開に繋げる動きが強力です。

ハリファイバーを特殊召喚すればやれることは大幅に広がります。

このチューナーを増やせる動きに注目が集まったことで、ブーテンはまさかの高騰です。

プロモパック産のカードなので流通数がそこまで多くないため、売り切れのお店が多いので頑張って見つけましょう。

《ユニオン・キャリアー》

最後にオススメするのがこのカードです。

フィールドのモンスターと同じ属性又は種族のモンスターをデッキから装備できるリンクモンスターです。

このカードで装備させたいのはイーバになります。

神聖なる球体を複数枚展開した後、このカードを出し、残った神聖なる球体にイーバを装備させた後素材にすれば2枚のサーチが可能です。

ここを起点に更なる展開に繋げられますので、このカードは1枚採用しておくのがオススメです。

【まとめ】

以上がストラクチャーデッキR ロスト・サンクチュアリの解説でした!

環境デッキと比べると初動が細かったり、引きたくないカードが多かったりで厳しい部分もあるかと思いますが、新規カードでできることはかなり広がりました。

再録された汎用カード以外でも興味を持てましたでしょうか?

汎用カード目当てで買った場合でも、せっかくならデッキを作ってみてください!

今回紹介した以外にオススメカードや展開手段がございましたら、是非コメント欄にご記載くださいませ!

ご視聴ありがとうございました!

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